歯槽膿漏
歯槽膿漏とは
- 口臭がある
- 歯を磨いている時やフロッシングをしている時に歯肉が出血する
- 歯肉が腫れあがっている
- 歯肉が歯に付着していない
- 歯が動揺する
- 歯と歯の間が開いてきて、基盤となる歯槽骨にも変化がでてきている
- 1度
- 歯茎から出血し軽度の腫れが見られます。歯槽骨に変化は見られません。殆どの場合ブラッシングとスケーリング(歯石除去)のみで完治します。
- 2度
- 歯茎の出血と腫れが顕著になってきます。歯槽骨が溶け出します。徹底したブラッシング・スケーリングが必要。
- 3度
- 歯茎がかなり腫れ膿も出て痛みも感じだし、歯が動き出します。歯槽骨にかなりの影響が見られます。膿を出したり、麻酔して歯石を取ったり、歯周外科手術が必要になってきます。完治は難しいです。
- 4度
- 歯がグラグラになり噛むと痛くなってきます。歯槽骨は殆ど溶けてしまい根っこが大きく露出し歯をささえられなくなってきます。1~3度の処置を行いますが残念ながら抜歯となります。
歯石
歯石とは
歯磨きで取れなかった磨き残し、つまり歯垢長い期間除去されずに石灰化して石のように歯に付着したものを指します。歯に歯石が長期間付着していると歯槽膿漏になり歯茎が腫れ、出血し、そして歯槽骨が溶け最後には歯がグラグラして抜けてしまいます。
一度歯石がつくと歯磨きではもう取れませんので、歯科医院で取ってもらわないといけません。
予防法と治療法
とにかく徹底したプラークコントロールが一番大切です。軽度でも必ず年に2回は歯石を取ることが良いでしょう。痛みや腫れが出るともうかなり進んでいますので、歯周外科手術が必要な場合も出てきます。30歳を過ぎれば専門医に診て貰うことをお勧めします。
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歯石除去しました